ある幼稚園に学校の課題をしに行ったときに、ひとりの5歳の女の子が泣いてた。
「あの子たちが仲間に入れてくれないの。ギャビはかわいくないからって。いつも仲間はずれなの。あの子たちはギャビが嫌いなの。」
ほっぺがぷくっとしたクリクリヘアのすっごく可愛らしい女の子。
im not pretty enoughって言いながら目から大粒の涙をポロリポロリ落としていく。
さっきまでずっと明るくノンストップで約1時間わたしに話しかけてくれていた女の子。
もうグループ争い、群みたいなのができてるなんてびっくりした。
まだ5歳なのに。
「ギャビは十分かわいいよ。ギャビはいい子だよ。」
先生に呼ばれて行かなくちゃいけなくなってこう言うことしかできなかった。
もっと時間があったらもっと話したかったな。
なんだか悲しかった。
そもそも、
「かわいい」っていったい何だろう。
世の中では当たり前みたいに「かわいい」「不細工」って判断する基準がなんとなく決まっている。
ファッション雑誌には「モテ服」「モテメイク」、「モテ」がつく言葉がいっぱい。
内側に目を向けることができる人になりたい。